古民家鑑定士 勉強会

先日、愛知県碧南市にある　築１００年の民家で勉強会が開かれました。

床の畳を上げて基礎石上の柱が傷んでないか調べます。

屋根裏の木材も調査しますが　写真撮り忘れました・・・・
２階の座敷の床の間と床脇に透かし欄間　、２階窓外の手摺の透かし模様　　とてもいい仕事してあります。　　

１階の和室１０畳は障子の向こうに　手入れがされていれば落ち着きのある庭だったと。　

古民家は寒い、暗い、使いづらい・・・　住みたくないとなります。確かにそう思いますね。
持ち主さんは　建物全体での価値を評価して維持することができればしたいのですが・・・・　　建物の一部でも価値を認めてくださる方々の手に渡ればとの思いで鑑定に出されたそうです。　この建物は取り壊されてつぎの世代に土地が引き継がれるそうです。　
住まいには先人たちの技や考え方が仕組まれいることで　永く住まわれていたことがわかります。昔の人は　自然と上手く暮らすことを考えて家の計画をしてきました。　
モノ（古材）を引き継ぐことと　住まいに対する心も引き継がれると　ほんとうにいいですよね(^^)ｂ


階段手摺親柱　　　　　凝ってますね(^^)